Categories: 何でも怖い

ドッペルゲンガー

この怖い話は約 2 分で読めます。

俺の家で起きた出来事

女房が夜勤の時、俺は子供二人と二階の和室で一緒に寝るのだが
その隣が俺の部屋になっていていて。

女房が帰ってきて、階段を見上げた時
「チャリン…」という、俺が何時もマグカップを飲む際にスプーンがクルリとなる時の音がした。
「ああ、あの人まだ起きてるんだ。子供と一緒に寝てくれよ」
と思いつつ二階に上がらず下でそのまま寝たらしい―

朝それを俺に確認してきた。
「昨日起きてた?」
「一緒に寝てたよ?」
「………嘘。」
確かに俺がいつもコーヒーを飲むときにスプーンを入れて飲んでいるので
この「チャリーン」な音がするのだ。それ=俺がなにか飲んでる と認識してる。
これ実は初めてではなくて、前の家でも同じことが起きていて
俺が出かけているのにその部屋に「俺が居る」気配が時たまするらしい
どうもドッペルゲンガーがウロウロしてるっぽい。

俺がそれ見たら死ぬんだろうな。

bronco

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bronco

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