後味の悪い話
ピーターパン

この怖い話は約 2 分で読めます。

「ピーターパン」のあのシーンって、
作者ジェイムズ・バリーの味わった思いをそのまま書いてるらしいですね。

彼は二人兄弟だったのだけど、母親は兄のデビッドを溺愛していて、
次男のことはまったく眼中になし。
が、その兄は12歳ぐらいで亡くなってしまった。
これで自分のことをちゃんと見てくれるかな、
と思ったジェイムズ少年だけど、実際はまったく逆の結果に。
母親はショックのあまり、長男が死んだこと自体を忘れ、
ジェイムズに向かって「デビッド」と呼びかけるようになってしまった…

「ピーターパン」自体では泣かなかったけど、
この話を知った時は涙があふれました。
母にとっては、死んだのは兄ではなく自分だったのだと
思い知らされた少年の心情を考えると…
窓は目の前で閉められ、二度と開くことはなかった。

もう、フィクションだったらこんな設定出せないぞって感じ。
あまりに悲痛すぎる。
思い出すたびに胸が切り裂かれるような痛みを覚えます。

やや方向違いですが、児童書関連ということでお許しを。

14 : 本当にあった怖い名無し : 2009/07/03(金) 12:41:36 ID:yM4hkCeF0
>>11
ひでえ・・・

15 : 本当にあった怖い名無し : 2009/07/03(金) 13:42:53 ID:/q0DJZua0
>>11
有りがちで確かに後味が悪い気もするけど
ピーターパン関係あるのか?

16 : 本当にあった怖い名無し : 2009/07/03(金) 15:46:51 ID:afDfvIKE0
自分の現実での悲惨な過去や悲痛な思いが
作品に反映されている、という事で
触れていても特に問題はないと思うけど。

むしろピーターパンを描くに至った背景の一部が分かって
興味深い。

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