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確かにその背中には、今ついたばかりにしか見えない真っ赤な両手のあとがついていた。 誰かが後ろから思い切り両手を叩き付けなければできない手の向き。Tの手よりもずっと大きい大人の手のあと。 自分は絶句した。なんだこれ。
「私が遊びを中断させたから、”邪魔するな”って言われたのかも」Tは溜め息一つで事を片付けた。 自分は幽霊の存在を信じるようになった。
以上です。 誤字脱字あったらすいません。長文読んで下さった方ありがとうございました。
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