Categories: 洒落怖

この怖い話は約 3 分で読めます。

44 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[] 投稿日:2017/04/07(金) 16:40:03.32 ID:WeCF7Xfy0.net [1/7回]

初投稿です。同窓会で思い出した話で怖いかわかりませんし、文章が下手な上、長文なので適当にスルーして下さい。
私が小学4年生くらいの頃の話です。
まあまあの田舎に住んでおり、近所に小高い山があったので私たちはそこで遊ぶことがよくありました。

その日は土曜日で午前で学校が終わるのもあり、学校で近所の同級生の友達1人を「山登って今回山の反対側まで行ってみようや!」
と1人テンション上がって誘い、
彼は乗り気では無さそうでしたがテンションに押された様子で一緒に行くことになりました。

そして放課後。
いざ行こうとなると彼も気合が入って来たようで「反対側に知らない村があったらどうする?w」 等あれだこれだと言いながら一緒に下校しました。
一旦帰宅してから彼と合流し、山に向かうと急に天候が悪くなり曇り空に加え風も強くなり始めました。

急に暗くなったのもあり、山に到着するといつも登っている山が何だか不気味に見え、2人とも山を前に黙りこくってしまいました。
すると山の方から「バターン!!!バターン!!!バターン!!!」と木の扉を物凄い勢いで締める様な大きな音が聞こえてきました。驚きと、何の音か分からない混乱で10秒程度息を殺してました。
私は恐怖のあまり興奮して「山!?風でドアが開いたり閉まったりしてんのかな!?山に家なんてあったっけ!?」と言うと
彼は「山小屋があるって聞いたことはあるけどこんなに近くにあったんだ!!行ってみようよ!」
と私とは裏腹に好奇心が勝った様子でした。

こう話している間にも「バターン!!!バターン!!!」と音は休まず続いています。
言い出しっぺである私は断る訳にいかず「おっしゃ!」と音のする方向へ向かおうとすると急に音がなくなりました。

私「あれ?ドア壊れたんかな?」
友達「風止んでないし。かなぁ?」
兄貴にはこっちじゃないと聞いたやら何やら話し込んで2人で顔を合わせている
と視界の山側に違和感を感じました。
不自然な何かがある。。
私はその何かを確認するのが怖くてそっちを見れないでいました。

友人は気がついていない様子で「やっぱ近所の普通の家だったんかな?
いや、にしては。。。」などと推測にふけっていました。
その何かはずっと視界に入ったまま動かないでいます。
怖いけど、このまま登るともっと怖い目にあうかもしれない。
そう思うと、それを確かめたいという気持ちが段々と強くなり、その何かに視線をふっと移しました。
すると30メートルくらい先の木の陰から誰かがこちらを見ています。
女性、若い女性。20歳辺りの女性。
黄色っぽいコート。
下半身は木に遮られて見えない。直立しており、怖い顔をしている訳でもない。
何で山に?
気味が悪いとは思いつつ。パニクって逃げると私が女性に気がついたことがバレる(もうバレてるかも)。
バレてたとしても追いかけられたりもっと危険なことになる。
と考え、私は友達にバレないように「やっぱ大雨になったらドロまみれになって怒られるからゲームしようや。」

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