Categories: 洒落怖

落ちていた携帯電話

この怖い話は約 3 分で読めます。

俺はのんべんたらりと田舎町まで来ていた。
閑静な住宅街といったかんじだ。
俺は踏み切りを渡った。線路のほうを見てみると
若者たちが何人かスタントバイミーごっこをしていた
ようは線路を徒歩で渡っていたのである。
電車が若者たちの正面からやってきた。
それを見ていた住人たちの悲鳴が上がる。
電車がガタンゴトン、とブレーキをかけながらも通過した
そのまま走り去ったところを見ると、誰も轢かれてないようである。
ほっと一安心してとことこ歩いていると
ギガビート(携帯音楽再生機のこと)が落ちていた。
拾って中を見てみると、ほぼ、中身は俺と一緒だった。
8割俺と同じ曲が入っていたのだ。一瞬、俺が落としたのかなと錯覚し
ポケットを探ってみると自分の奴はちゃんとあった。

曲の中には不気味なセレクトの曲もあった。

20 名前: 30 ◆RPG8JNHiII 2006/07/16(日) 16:42:48 ID:zj2xG2XU0
俺はネコババすることも考えたが
不気味な曲が気持ち悪かったので交番に届けることにした。

交番は時間制になっていた。
「受付はAM10時から」などと書いてあったが
もうすぐ10時なので一足早く受け付けてもらえた。
拾った旨を説明すると制服警官が出てきた。

どうも、このギガビートは呪われてるらしい
今日の夜、順番どおりに指定の場所へ行かないと
死ぬみたいなことを言われた。警官は昼のうちに
そこに案内してあげると言った

21 名前: 30 ◆RPG8JNHiII 2006/07/16(日) 16:43:49 ID:zj2xG2XU0
>>19
儲けwwwww

22 名前: 30 ◆RPG8JNHiII 2006/07/16(日) 16:46:47 ID:zj2xG2XU0
俺は薄気味悪い商店街に入っていった
警官が案内してくれるのは
商店街の不気味なばばぁの店とか
柄の悪そうな酔っ払いの集うラーメン屋などだった
商店街自体も薄暗い不気味な雰囲気をかもし出していた。
今は警官と一緒で心強いが、夜になるとここにひとりで
来ないといけないと言う・・・怖かった

そして、夜を迎えた。

23 名前: 30 ◆RPG8JNHiII 2006/07/16(日) 16:51:34 ID:zj2xG2XU0
【エンディング1 】

警官は俺に携帯を渡した
ここに悪霊?からヒントの電話がかかってくるらしい

早速、電話がかかってきた
機械の女の声でアナウンスがあった
「○○(悪霊)から直接ヒントをもらう場合は1を
機械でアナウンスしてもらう場合は2を押してください」

ずいぶん、現代的な悪霊だ
たいてい、直接悪霊と話をするとろくな目にあわない
俺は2を押した

すると、なぜか北側大臣が電話に出た
「領土の3分の2は~云々」

俺はわかった
これはドッキリだと
そこで俺は目を覚ました。

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