Categories: 洒落怖

流れてくるモノ

この怖い話は約 3 分で読めます。

過去に書き込んだものですがある程度落ち着きまとめる事ができましたのでとりあえず書き込みます

母が親父と離婚して母親が看護学校へ行っている間に自分は叔父の家でお世話になることになった夏の出来事です
叔父は人の良い爺さんで川沿いで近くに少し大きな橋がありちょっとした古い武家屋敷でした
当時の自分は中学1年生だったかな?夏休みと言う事もあって親戚の子供3人が叔父の家に泊まることに

田舎で遊ぶ物もなく川でよく遊んでたんだが急に両足が引っ張られる感覚があり最初は悪戯かなと思ったんだが
一向に放す気配がなく徐々に自分はパニックになり溺れ始め

自「おっとう(叔父)助けてー!」と溺れながら叫ぶものの。本気でおぼれてるとは知らず笑っている
仕舞には親戚の子供に水をかけられる始末、「ふざけんなたす・・・」まで言って完全に沈むと
犬が慌てて飛び込みその後を追うように叔父が飛び込んで引き上げてくれた、初めて溺れて震えていたが今振り返れば最初だったのかな 189 本当にあった怖い名無し sage 2013/10/11(金) 19:25:50.23 ID:YrVeCkvl0
流石子供だけあって翌朝にケロっとしてそれから夏休み終わるまでずっと川で遊んでいた
親戚が帰る1日前に花火を叔父が買ってくれて、川で花火するべとバケツを持ちみんなでワイワイやっていたんだけど
雨が降り始め残り少しの花火を如何してもやりたいとABが言い橋の下に移動し手持ち花火をやり終えたあと
おなじみの噴出型の花火をすることに、自分とCは橋下に丘のように高くなってる場所で見ていたのだが

Cが「なんか流れてきた?なんだろう」と指差す方向見てると暗闇のなか流木かな?とも思いつつ妙に早く
目が放せないまま噴出花火が始まるとその明るさで肩位まで髪の毛と服?が灰色でうつ伏せになりながら目がこちらとあっていた
完全に固まって悲鳴も上げれずCも同じままソイツが橋の柱に隠れ流れてくまで動けもしなかった
急に怖くなり叔父のそばで花火を見ながらそのまま花火は終わりになった家に帰り寝るのだが

親戚と蚊帳張って布団引いて「なんだったんだろうねあれ?」と「マネキンじゃないかな?ほら川辺に何回かあったよね?」
と話してるうちに寝ていて親戚の親たちが迎えにきてCが「かえろ?ねぇすぐ帰ろうよ?」って泣きながら「ここなんかおかしい!」と
言い親が「なにあったの?」といっても首を振るだけで親に連れられ3人とも帰っていったのだが。Cが帰る途中ずっと自分を見てたのが
印象的でした

190 本当にあった怖い名無し sage 2013/10/11(金) 19:27:15.46 ID:YrVeCkvl0
Cの様子を見て不安になりつつも居間で犬を構いながらテレビ見て暇を潰していると体が妙に重く冷汗が出はじめ
そしたら犬が庭のほうに急に唸りはじめ目だけを庭のほうにやると何か黒いのがいる怖いと思いつつも限界まで目だけを向けると
円く左のほうが凹んで顔だけが異様に青白い
まで確認できたら犬が飛びかかって床の下で取っ組み合い、その騒動を叔父や母が駆けつけ「なんだー?どうしたんだクマ(犬の名前)は」

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