Categories: 洒落怖

守護霊の存在

この怖い話は約 2 分で読めます。

私の弟がさ、幼稚園から小学校4年まで必ず1年に1回大怪我をしてた。
怪我の内容が、両足骨折とかガラスが割れて手首を切るとか頭をひどく切ったりとか
結構半端ない怪我で子供心に恐ろしかった。

で、あまりにもひどいんでこの子に何かついてるんじゃないかと
両親がお寺だか霊媒師さんんのとこだかへ行ったらしい。
そしたら何かついてるどころか、誰にでも必ずついてるはずの守護霊が
この子には全くついていない、と。
中学生に上がるまでに死ぬようなことまで言われたらしい。
皆びびってたり困ったり母親なんて毎日泣いてた中
ひいおばあちゃんだけが大丈夫や大丈夫やと落ち着いた様子で言ってたのが印象的。

で、それから間もなくしてひいおばあちゃんが朝散歩してるときに
自宅のがけのようになってるとこから落下してそれが原因で死んでしまった。
それ以降、弟が全く怪我しなくなったんだよ。
本当に嘘みたいにケガがなくなった。未だに病気一つしてない・・・。

bronco

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bronco
Tags: 散歩

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