Categories: 洒落怖

無言電話

この怖い話は約 3 分で読めます。

霊とか心霊的なものとは全く関係ないかもしれんが俺が餓鬼の頃に体験した不思議な話を投下しよう。
洒落怖に書き込むのは初だから文章が乱雑でわかりにくいのは大目に見てくれ。
先に言っとくけど、オチなんてないし、
そもそも霊感なんて微塵もない俺が体験したことだから単なる機械の故障とか言われたら一発で終わりそう。

ここ前置き。別に飛ばしても大丈夫。

俺はその頃小学生。一人っ子でゲーム大好き、塾なんて通わず休日は起きてから寝るまでゲームをしてるような奴だった。
幸いにもその後は地元でそこそこの高校出て、一応現在は一人前な生活ができているわけだ。

557 :本当にあった怖い名無し:2014/03/23(日) 14:17:19.40 ID:6iftTG0n0.net
ここから本題。

その日は学校休みで、家で一人留守番してた。例によって俺はゲームしてたんだ。
何のゲームしてたかは忘れたけど、おそらく従兄弟からもらった初代プレステだったと思う。
そんでもっていつも通りゲームしてたら電話がかかってきたんだ。
流石に小学生だから電話くらい出れる。しかもそれまで何回か出てきた経験もあって何の気なしに出た。
俺「もしもし、○○(俺んちの名前)です。」
相手「・・・・・・・・・」
相手無言だった。まあ俺はそん時餓鬼だったから(ああ、これが俗に言うイタズラ電話か)位にしか考えずそのままゲーム始めたんだ。
すると1分もしないうちにまたかかってきた。さっきの奴だとは検討がついてたけど違う人だといけないから一応出たんだ。
俺「もしもし、○○です。」
相手「・・・・・・・・・」
相手また無言。でもその時、俺は餓鬼なりなんかおかしいぞと薄々思い始めた。
言葉にはできないけど、なんというか異常性を感じたんだよね。特に深い意味はなかったけど。

558 :本当にあった怖い名無し:2014/03/23(日) 14:17:55.11 ID:6iftTG0n0.net
つづきね。
もう気が気じゃなかった。家族がいなくて一人ぼっちっていう環境も拍車をかけていたのかな。
とりあえず落ち着こうと思ってゲーム始めたんだ。全く頭には入ってこなかったような気がするけど。

電話かかってきた。

もう泣きたくなった。でもなぜか出なくちゃならないという使命感が出てきたんだよ。
出たくないのに出なくちゃならないっていう感じかな。嘘っぽく聞こえるけど本当の話。
そんで半泣きになりながら電話にでた。
俺「もしもし」
相手「・・・・・・・・・」
俺はもう耐えられなかった。半ば発狂して泣きじゃくりながら声を聞く所(名前知らない)にも大声でもしもしを連呼して電話を切ったんだ。
その後は騒ぎを聞きつけた隣の家の人に半ば保護される形で厄介になってた。
超安心できたからそこで何してたかは覚えてない。でも家族が帰ってくるまでいたっていうことは覚えてる。

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