この怖い話は約 2 分で読めます。

実際にあった事件

学生時代、田舎に居た頃に地元の友人に聞いた話
日本全国でよく聞く話だが、口裂け女の様な都市伝説とは違い、
実際に同じような事件があちこちで起きていた模様
ある日の早朝、男性が地元の川の防波堤の横をジョギングしていると
川原に何か妙なものが打ちあがっていた
遠目で見ても何なのかよく分からなくて、そのまま通り過ぎようとしたが何故か気になる
凝視しても何だか分からないので、側まで歩いて行ってみると黒い物体が横たわっていた
流木でも無いし、魚でも無い
どんどん側まで近づいてみると、人間の大きさくらいはあった
長細く真っ黒なスス状のものを凝視していると、
「み・・・みず・・・・」
と、黒い物体が言葉を発した
「ヒッ!!!」
男は一瞬腰を抜かしたが、それが焼け焦げた人間だと分かり、すぐさま救急車を呼んだ
当然の如く救急車が間に合うはずも無く、搬送された頃にはその人は死亡していた
後の調べで、故人は女性だと判明したが、焼身自殺という事で片付けられたしまった

おしまい

bronco

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bronco
Tags: 自殺

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