この怖い話は約 3 分で読めます。
おれも、350mmlのカンビールを2本一気に飲みほして
早く眠れるようにしたかった。
酒のせいか、自然に眠りに入っていった
部屋に入った時、入口もカガミもそこまで恐怖にかんじなったから
大丈夫かもしれないと、思い込まそうとしていたのかもしれない。
明かりは、間違いなく全開で付けていた・・・・・
目覚ましは、早めにセット7時だった・・・
ダブルベットに二人で潜りこんだ・・
抱き合いながら・・
648 610 sage 2009/08/16(日) 00:16:49 ID:YhwnMvnu0
異変にきずいたのは、目が覚めた時だった
電気が全て消えていた
横をみると、彼女と抱き合って寝ていたが、俺に背を向けて横向きで寝ていた
彼女が、起きて消したのかなと思いたかったが、確実に違う実感があった
その瞬間、「黒い影」を思い出した。
風呂場での一部始終が、脳裏をかけめぐった瞬間に恐怖が 蘇ってきた。
頭の真上には、カガミがあるから、そこから出てくるかもしれない
気が狂いそうになった
おれは、掛けフトンを下からまくり寄せて、頭の上まで画して覆った
649 610 sage 2009/08/16(日) 00:18:26 ID:YhwnMvnu0
俺は、すぐに眠りに入ったが束の間のことだった。(2時位かな?)
今まで経験したことがないかなしばりだった
いつもは、耳鳴りからキーンと始まって、足のつま先からジワジワ
上にあがってくるやつなのに今回は別物だった。
いきなり、足元から頭のてっぺんまで凍りつくような
かなしばりにかかった。
動くのは目だけ、息もくるしくなってきた。
間違いなく何かの気配を感じた 動けない
その瞬間!!!!!!!!!!!!!!!!!
650 610 sage 2009/08/16(日) 00:19:15 ID:YhwnMvnu0
何者かが、足元から掛けフトンを引っ張っている
少しずつ ザッ ザッ
俺の頭を、覆ってるかけふとんを剥がそうとしている
動けない フルパワーで力んでも外れない。
彼女に助けを呼ぼうとしても、しゃべれない。
やばい、フトンが下がっていく
殺される ザッ ザッ
おれの目線まで、フトンが下がった時に
思わず、頭の上のカガミが目に入ってしまった
わわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ
663 610 sage 2009/08/16(日) 00:48:20 ID:yQbsGTKfO
頭の中では、叫んだ
カガミには何も写っていなかった。
フトンを引っ張るのも収まったので
おれが、安心したその瞬間!
お腹の上に、急に何かが飛び乗ってきた
おれは、その衝撃で思わず目をつむった
かなしばりにあっている上に 何かが、腹の上にのっている
恐怖で目があけられないドンドンドンドン重くなっていく。
腹が、重くてやぶそう もう限界だと思った瞬間
目をあけてしまった
リアルに見てしまった
髪の長い着物の女の幽霊
(おれの腹の上で、上半身だけ、青白い透明で顔は輪郭しかない)
その瞬間に、オレの腹からファーっと飛び立って部屋の天井の隅にとびたってとまった
(目でおっていた。) 何か、小さな声でぶつぶついっている
(耳を澄ますと、「おまえなのか?」っていってるような気がして)
おれは、心の中で、違うオレじゃないって何度もくりかえした