ホテル・旅館
田舎のラブホ

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335 本当にあった怖い名無し 2008/03/13(木) 16:29:15 ID:rz/moFcO0
そんなに怖くないかも知んないけど実話

もう10年ほど前、彼女と福岡から熊本まで遊びに行った時の体験
深夜に福岡を出発して途中どこか適当なラブホで1泊する計画で福岡を23時頃出発。

深夜1時頃になると会話も無くなり眠くなる、どこか適当なラブホを探して国道を走る
国道沿いに何件かあるが、古いだの高いだのとブーたれてなかなか決まらない。
2時をまわる頃には流石においらも切れ気味に、次あったらそこに決定と勝手に決めた
そして国道沿いにホテルの看板を見つけ案内のままに進みホテルに到着、
国道から1本入ったところにある、白く四角い建物のホテル

この時点で彼女は気味が悪いから他にしようと言うが、散々我儘に付き合ってきたおいらは
それを無視。
ラブホらしい感じのまったくない事務的な自動ドアを入ると、大きながらんとしたロビーがあり
突き当たりのカウンターから男の人が出てきて空いてる部屋の番号と鍵を渡された
普通ラブホと言えばパネルがあって部屋を選んだりするが、そういったのはまったくなく、どの部屋でも料金は同じらしい。
部屋は2階で階段しかない、この階段も事務的で床が塩化ビニールで歩くとペタペタ靴底に引っ付く感じ
流石に何か気味が悪いラブホだ、でも今更辞めるとは言えず部屋に入った。
部屋もこれまた到底ラブホとは思えない素っ気無さ
良く言っても広いビジネスホテルといった感じ、しかも何故かダブルベットの頭の壁に
大きな長渕のポスターが貼ってあり、場違い感をかもし出している。
それ以上に何ともしれない嫌な感覚が部屋に入った時からある。

風呂も大きなユニットバス程度でいくら田舎のラブホでもコレはないだろと彼女と文句をいい笑って風呂にお湯を入れた。
彼女が風呂に入っている間、ベットでウトウトしていると反対側に重さを感じ

339 本当にあった怖い名無し 2008/03/13(木) 16:56:44 ID:rz/moFcO0

目を開けると布団が一箇所だけ凹んでいた。
それとほぼ同時に風呂場で彼女のキャッと言う悲鳴

急いで風呂場に行くと モ~急に後ろ通らないでよビックリするじゃん としゃがみ込んでいた。
いやいや、いまおいら寝てたし・・・しかしゴメンゴメンと言っておいた。
状況から察するに風呂上りに髪を乾かしていたら鏡に何か写ったようだ。

そんな風呂に入る気にもなれず、Hもなしで寝ることにした。
いつもならイビキがうるさいだの暑苦しいだの言って離れて寝る彼女が
何故かおいらに張り付いてくる。口には出さないが彼女も何かいやな感じがあるだろう

電気は点けっぱなしにして、強引に寝る。寝る、寝る、寝る、寝れない
気配を感じ目が覚めた、彼女を見ると目をしっかり閉じている。
いや明らかに意図的に閉じている。

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田舎のラブホ