この怖い話は約 3 分で読めます。

良いみたいなんで書いてみる!携帯からなんで読みにくかったらごめん!
五年くらい前の話なんだけど、調理の仕事をしてる俺は
M県Z町の温泉旅館に就職が決まった。
寮に入ってたんだけど部屋の壁がメッチャ薄かった、隣の部屋に住んでる先輩の咳払いなんか余裕で聞こえるくらいに
んで、部屋の掃除してたらベランダに缶の灰皿を発見
俺もタバコを吸うので新しい灰皿を買ってくるまでそれを使う事にしたんだよね。
それから旅館での仕事が始まったんだけど、山奥って閉鎖的な場所のしかも調理…
午前4時には出勤して一番下っ端の俺は午後11時に退社…そんな生活してました
身体も疲れてたんだろうな…よく部屋で寝てると金縛りにあってました(泣)
でも脳が起きて身体が起きてないだけだろ?って勝手に納得してました。
ただ一つ不思議なのは金縛りにあうたびに目の前を白い、手のようなものがゆっくりと横切っていくんです…
825 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/07(日) 15:30:38 ID:PpKIIOq0O

んでそんな生活のなか、休みの日に思い出して新しい灰皿を買ってきた!
今まで使ってた缶の灰皿はゴミ箱行きになった訳です。
この日の夜から不思議な体験をする事になります
まず気づいたのは寝てると隣の部屋から「ぁぁ~……」とか「ぉお~……」とかこもった声が聞こえてくるようになった
その後に ドンっドンって壁を叩く音になる…それが1時間くらい続く。この時点で俺の思っていたことは「先輩、すげぇ高度なオナニーしてんだな…」だった。
その内にその隣の部屋の先輩と飲みに行く事になったんだ
酔いもいい感じにまわってきた頃に俺は先輩に言った「ここの寮に入ってからよく金縛りにあうんですよ~」って
したら今まで笑ってた先輩が真面目な顔で「えっ…」って返してきた
アレ!引かれたか?と思って「そういえば先輩は夜、何やってんですか?あの声と壁の音?」って話題を変えようとした
したら更に真面目な顔で黙ってしまった…
俺、何か悪い事言いましたか?と先輩に聞くと「それホントの話か?…」と返されました
俺「だって昨日の夜も音してたじゃないですか?」
先輩「俺、昨日休みで実家にいたから部屋には誰もいないよ」
今度は俺が黙ってしまう
更に先輩は続ける
先輩「それにその音は俺も聞こえてた…けど音が鳴ってんのはお前の部屋からだぞ…」

835 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/07(日) 15:55:38 ID:PpKIIOq0O

俺「先輩、もしかして何か知ってます?」
先輩「あ~…他の人から言われてないか」
俺「いえ!何も…」先輩「お前の部屋にこの間までいた人な、山下ってくトコのカーブあるだろ?そこで事故って亡くなったんだよな~」
俺「マジすか?」
先輩「おお…飲酒運転でな…んで俺ら、みんなであいつの部屋にいってタバコ供えてきた。送り火変わりに」
俺「もしかしてマルボロの缶の灰皿すか?」
先輩「おお!そうそう!まだ部屋にあったか?」
俺「投げちゃいました…」
先輩「!!……そうなんだ…」
二人で苦笑いでした
でも仕事はあるから怖いながらもその部屋に住んでたんですよ俺はビビりながら…
それから何週間か過ぎたころに俺は仕事を辞める決心をします…
その出来事はこんな感じ
いつものように午後10時くらいに寮に着く。ふと外から自分の部屋を見ると何か白い物体が窓のトコに立ってる…
泣きそうになりながら先輩についてきてもらう…

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