この怖い話は約 3 分で読めます。

さっきあった話
妹が「七夕祭りの後『蝋燭出せ』やるから遅くなる。」と食事中に言った
あぁそういえば今日近くの公園であったなぁ、と思っていると
父が「へぇそうか、またやるのか。」と何気なくこたえてた
それに対して母は「ん?また?今日が今年初めてだよ」と言い出した。確かにその通りだ。
この辺の地域は毎年8月7日に行っている。まぁ言葉のあやだろうなぁと思っていたんだが、父は
「え?いや先月の7日やってただろ。夜帰ってくる来る時○○さん(三軒隣の家)の家の扉の前に、ろうそくもった子供3人いたから
あぁ今年の祭りは1ヶ月早まったんだな。と思ってたんだよ。あれは違ったのか?」
少し考えて「んーなかったはずけど。町内でも知らせはなかったし・・・」と母が答えた
父は「え、でもちゃんと、ろーそくだーせーだーせーよ~って歌ってたぞ。大きな声だったから元気だなぁと思ったんだよ。」
母も妹ももう興味なさげに「ふ~ん?」っとテレビを見ながらご飯食べてた。父さんも一人首をかしげながら食べ始めた
俺は内心「おぉもしかして幽霊じゃないのか・・・?いや見間違いか?いやでももしかしたら・・・」と一人興奮してた
少しして妹がテレビを見ながら一言

「てか『蝋燭出せ』やるって言っても蝋燭なんて持たないよね、普通。」

>七夕は普通7月7日だが、
>北海道では8月7日(仙台の七夕祭りも8月~東北の一部も、か)。
>短冊に願い事を認めて竹に結んだり、笹の葉で小舟を作ったりするのは同じだと思うが、
>北海道の七夕のクライマックスは、夜。
>浴衣に身を包んだ子ども達が何人かのグループで近所を一軒一軒回って歩く。

>♪ろうそくだーせーだーせーよーーだーさーないとーひっかくぞーーおーまーけーにーかっちゃくぞーー<蝋燭出せ出せよ、出さないと引っ掻くぞ、おまけにかっちゃくぞ
>(「かっちゃく」=引っ掻くと同義)>

>という独特の節回しの歌を大声で歌いながら、
>蝋燭のみならずお菓子をいただいて回るのだ。
>因みに私が子どもの頃は「用意が無いから」と言って
>小銭をくれたおばさんがいたものだ。

北海道だけしかやらんことを忘れてた。すまん

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